貴重な同点弾を叩き込む

同点ゴールを演出した前田大然 photo/Getty Images

前田大然らが所属するセルティックは現地時間27日に行われたたチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第5節にて、ベルギーのクラブ・ブルージュと対戦。試合は1－1の引き分けに終わった。 ［動画］今季CL3点目！　前田のチームを救うゴール セルティックのホームで行われたこの試合。試合は前半26分にDFキャメロン・カーター・ヴィッカーズのオウンゴールで先制を許すも、後半に入り60分にFW前田大然が右足で見事なシュートを叩き込んで同点に追いついく。結果的に試合は1－1で終了し、セルティックが勝ち点1ポイントを獲得した。 この同点弾を演出した前田に指揮官のブレンダン・ロジャース監督は試合後のインタビューにて賞賛。「我々は素晴らしいサポートがあった。相手の守備が堅いことは分かっていて、彼らはマンマークで守りボールをうまく使わなければならない。でも大然が持ち味を発揮してゴールを決めた。あの瞬間から、我々は勝利を目指せるようになったんだ」と賞賛。またチームの守護神であるGKカスパー・シュマイケルも「大然は一流の選手だ。あれだけ遠征（日本代表での活動）をこなしてきたのに、あのようなパフォーマンス、あのエネルギーはチームを動かしている。今夜は勝つチャンスもあったが、それなりに満足している」と同じく称賛した。 これでセルティックは2勝2分1敗の勝ち点8で現在20位、残りの試合はディナモ・ザグレブ（H）、ヤング・ボーイズ（H）、アストン・ヴィラ（A）となっており、ここから連勝すれば決勝トーナメントベスト16出場のラインとなる8位以内の可能性も残っている。少なくとも連勝すればプレイオフ圏内は堅いが、果たしてここからの躍進が見られるのだろうか。