【AI予想回顧】チャレンジCは◎○▲で手堅く的中 チャンピオンズCの結果は?
チュウワウィザードがJRAのGI初勝利
12月5日(土)には中山競馬場でステイヤーズS(GII・芝3600m)、阪神競馬場ではチャレンジC(GIII・芝2000m)、そして6日(日)には中京競馬場でチャンピオンズC(GI・ダート1800m)が行われた。AI予想エンジンKAIBAの予想結果はどうだったのか振り返っていく。 【競馬永久保存版】単勝が一番儲かる馬券!?回収率UP ローリスク・ハイリターンな買い方(1/2) 国内では無敗、チャンピオンズC連覇を狙うクリソベリルに注目が集まっていたが、AIの本命は3歳馬カフェファラオ。唯一敗れたJDDは初のナイター、2000m、砂を被るレースと初物尽くしだったのに加え、馬場整備の跡に驚いてリズムを崩したレースでもあった。しかし、前走のシリウスSでは外を回って古馬を一蹴しており、勢いのあるルメール騎手が継続騎乗という点に期待した。 対抗は9カ月半の骨折休養明け、+14kgと余裕残しだった前走のみやこSで4着だったエアアルマス。ひと叩きされた上積みは大きいと見た。 クリソベリルは能力・適性とも申し分ないものの、コース傾向上極めて不利な8枠15番を引いたことが響き、3番手評価までとなった。以下、安定感抜群のチュウワウィザードとみやこSを快勝して挑むクリンチャーにまで印を回した。 内枠から勢いよく飛び出したエアアルマスだったが、外からじわっとインティが並びかけていき2頭が並ぶ形のレースとなった。単勝1.4倍と断然の人気を集めていたクリソベリルは3番手の外目、そこから3馬身後ろの中団馬群にチュウワウィザード、その1列後ろにカフェファラオ、後方5頭目にクリンチャーという隊列で前半1000mを1:00.3で通過。 直線に向いて先頭に立ったインティだったが、外からチュウワウィザードが襲いかかる。さらに大外からはゴールドドリームも差を詰めたが、2着まで。3着にはインティが粘った。 これまでクリソベリルには歯が立たなかったチュウワウィザード。しかしクリソベリルをマークしつつ、スムーズにエスコートした戸崎騎手の好騎乗がJRAのGI初制覇へとつながった。また戸崎騎手自身もこれが大怪我から復帰後、初のGI勝利となった。 注目されていたクリソベリルは、外からチュウワウィザードに並びかけられた時点でいつもの勢いがなかった。鬼門の外枠が影響したのか、それとも+12kgという馬体重が影響したのか、4着が精一杯という内容だった。また本命のカフェファラオは、前走と同様に外から進出を図ったものの、6着。強力メンバー相手に即通用とはいかなかった。