次世代のクリエーターを応援する「フェローズ月1短編映画上映会」 第1回を9月5日に開催
映画監督を目指す場合、海外では短編映画で実績を積んでから満を持して長編デビューを果たすという一つの流れがあるが、日本では短編映画を発表する場は限られ、商業ベースに乗せる環境が整っていないのが実情だ。そこでクリエーター専門の人材マネジメント(紹介・派遣)を行うフェローズ(東京)が、厳選した珠玉の短編映画を上映するイベント「フェローズ月1短編映画上映会」を企画、開催することに。映画業界の未来を担う若手監督に作品を発表する場を提供し、才能を広く知ってもらうためだけではなく、参加したクリエーターや観客が交流することで、映像文化・クリエーティブ産業の発展につながることを目指す。 記念すべき第1回目は、9月5日(木)に東京・渋谷のユーロライブで開催。上映後には監督や俳優たちの舞台あいさつを予定し、映画制作の裏話や作品に込められた思いなどを観客が直接聞くことができる。短編映画ならではの魅力を共有する貴重な機会にもなりそうだ。上映プログラムは、山田佳奈監督の『今夜新宿で、彼女は、』(2017年/30分)、鈴木龍監督の『化身』(2020年/13分)、山村もみ夫。監督の『ストレスフルスイング』(2019年/14分)、水落豊監督の『Mistake』(2022年/26分)。司会を映画ソムリエの東紗友美氏が務める。 開場18時30分、開演19時で上映時間は約2時間。入場は無料だが、各作品に応援金を提供できるシステムが用意される。申し込み方法は専用サイトへ。クリエーターのためのオンラインコミュニティー「CREATORS COMPLEX」の会員は、受け付けが始まっており、一般は8月15日(木)から受け付け開始。新しい才能や未来の巨匠の発掘に立ち会ってみては?