ヤクルトの“控えめな男”松本直樹28歳が、ブレイクするために三輪広報が考える“秘策”
みなさん、こんにちは。東京ヤクルトスワローズ広報部の三輪正義です。プロ野球も開幕してはや1か月。チームは一進一退を繰り返し、現在Bクラスながらも5割以上をキープ(4月19日現在)しています。昨年のスワローズもこんな感じでスタートしたので、まったく心配はしていないのですが、とにかく選手にケガが出ないことを祈りつつ、広報としての日々の業務についています。 【写真】この記事の写真を見る(2枚) 先日、愛媛・松山「坊っちゃんスタジアム」で行われた広島戦に帯同し、さまざまな仕事をこなしました。 松山は僕自身本当に久しぶり。独立リーグ・香川オリーブガイナーズに所属していたころは頻繁に試合をしていた場所だし、スワローズに入ってからも秋季キャンプ、そして公式戦と大変思い出深い土地です。 現役時代、最後に坊っちゃんスタジアムで試合に出たのはいつだろう? 薄れゆく記憶のなか、思い返してみると、2013年5月11日の阪神戦に代走として途中出場、そのまま三塁の守備に就き1打数0安打1三振という微妙な結果でした。
松山は「第二のホーム」
ヤクルトスワローズにとっても松山は「第二のホーム」。2004年から秋季キャンプを毎年行っており、2005年には古田敦也さんが2000本安打を坊っちゃんスタジアムで達成。 松山市内での権現温泉で、山田哲人、荒木貴裕、川端慎吾など多くの後輩が毎年お世話になっているところです。 せっかくの「第二のホーム」なので、選手たちには「松山の思い出」と題し、球団公式YouTubeのインタビュー撮影に協力してもらったのですが、誰に聞いても「キャンプがキツかった」のみ。食べ物や気候など、違う話題を振るも、「キャンプ……」が口をつきます。2017年、ここでの対中日戦でサヨナラ満塁ホームランを打った荒木ですら、キャンプの話しかしないのです。(この模様は現在球団公式YouTubeで公開中です) 確かに現役時代の秋季キャンプはキツいものでした。とにかくバットを振らされ1日1000スイングは当たり前、特守に次ぐ特守。シーズン後に疲弊した体をとことんいじめ抜いたことを昨日のように覚えています。