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【大宮】真夏の連戦へ臨む高木琢也監督の心構え「ベースの維持と起用法が大事」

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大宮アルディージャの高木琢也監督は6日、オンラインで取材に応じ、明日のアルビレックス新潟戦、そしてその後の連戦へ向けて意気込みを語った。直前で中止が決まったアビスパ福岡戦の影響はなく、チームはすでに切り替えているという。 新型コロナウイルスの影響により8月2日の福岡戦は開始直前に中止となった

今季は何が起こるか分からない

 前節、新型コロナウイルスの影響により、試合直前でホームの福岡戦が中止(延期)となった(8月2日)。リーグ再開前に「今季は何が起こるか分からない」と話していた高木監督にとっても、それは予想外の出来事だったに違いない。しかし、この日、オンライン取材に応じた指揮官は、冷静に状況を受け入れていた。 「こういうこともあり得るという思いでした。選手にも、こういうこともあるとは言ってきたので、切り替えてやるしかないと。なので、特別に何かを細かく言うこともなかった」  選手たちには動揺が少なからずあっただろう。その日試合が行なわれないと決まったのは、直前も直前。選手たちがバスでNACK5スタジムに到着し、ロッカールームで着替えようとしたとき、17時15分ごろにJリーグから連絡が入った。中止になることを告げられたその時点で試合まで2時間を切っていた。現場の混乱ぶりは想像に難くない。  ただ、指揮官の平静が選手に伝播したのか、その後の選手たちの行動に混乱はなかったようだ。すでにしっかりと切り替えて、週末の新潟戦に照準を合わせている。 「どういう試合でも得点機は3回はあると。僕は昔からそう言われてきましたが、実際にゲーム中にチャンスをあると思うので、そのチャンスを決めることができればと思っています。そして1点目を取る、2点目を取る、3点目を取るいうところに(意識を)持っていかないと拮抗したゲームをものにすることは難しい。今のわれわれは2点目をしっかり取るということが、新潟戦に限らず大事なことだと思っています」  ここまで8試合のうち、大宮が2点以上記録したのは、2試合。複数得点を記録できる得点力が目下の課題だ。それは夏場の『ゲーム運び』という観点からも重要な要素と言えるだろう。拮抗した状態で90分を戦うより、先制、加点、ダメ押しという流れでゲームを進め、消耗を極力減らすことが理想的だからだ。そのためにも訪れた好機をしっかりモノにする力が問われる。 「新潟戦はリーグの中でもポゼッション率の高いチームだと思います。ただ、ここ最近は攻め切れていない印象。ここ5試合は1勝4分け。けっこう引き分けが多い。そういう意味ではわれわれにもチャンスはあると思うので、そのチャンスを生かすということがすごく大事になる」 「自分たちが優位性を取るためにも先制点が大事。チャンスはある中で、われわれの方が先なのか、相手の方が先なのか。自分たちに与えられるチャンスをしっかり決めていくことが大事。口で言うのは簡単ですが、そういう目的はしっかり持っていないといけない」  新潟は6試合負けなしだが、指揮官の言葉からそんな相手の輪郭をしっかりとつかんでいることが伝わってきた。明日8日の対戦は、先制点が一つのファクターになりそうだ。  また、高木監督は新潟戦から始まる5連戦に臨むにあたって、「チーム戦術の最低限のベースを、ある一定のレベルで保ちながら戦えるかどうか」「一定のレベルで戦うための選手起用」がポイントになるとも語った。勝ち点獲得にはベースの維持が必要になる一方で、連戦を乗り越えるために選手の入れ替えも必要。「どの監督さんも苦労していると思う」と話す『バランスの取り方』が重要との考えを示した。  消化試合が1試合少ないながらも大宮は現在2位につける。真夏の5連戦で対戦する相手は、いずれも下位チーム。このまま上位をキープし、昇格争いを優位に進めていくためにも、取りこぼしは避けたいところ。まずは明日、6戦無敗の6位新潟とのアウェー戦に臨む。

サッカーマガジン編集部

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