ロシア軍、エネルギー施設へ大規模攻撃 ウクライナで100万世帯停電
ロシア軍はウクライナ各地のエネルギー施設へ大規模な攻撃を実施し、ウクライナの西部などで100万世帯が停電しました。 【映像】大規模攻撃を受けたウクライナ西部 ウクライナ軍によりますと28日、ウクライナ各地のエネルギー施設にロシア軍のミサイル91発と無人機による攻撃がありました。ウクライナ軍はこのうち、多くを撃墜したと主張していますが、AP通信はウクライナ全土で100万世帯が停電したと報じています。 ウクライナのゼレンスキー大統領は、一部の地域でクラスター爆弾が使われたと指摘し、「卑劣なテロ行為がエスカレートしている」と非難しています。 ロシアのプーチン大統領は、訪問先のカザフスタンで攻撃について、ウクライナ軍がアメリカ製の「ATACMS」ミサイルでロシア領内を攻撃したことへの報復だと主張しました。そのうえで、今後の攻撃で新型の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」を再び使い、また、標的として「首都キーウの意思決定の中枢を狙う可能性がある」と警告しました。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部