レース制覇の佐藤琢磨選手、「グリコのポーズ」を披露?江崎グリコ「大変嬉しい」
元F1ドライバーで、プロレースドライバーの佐藤琢磨選手(43)が8月23日、アメリカであった「インディアナポリス500マイルレース(インディ500)」で2度目の優勝を果たした。表彰の舞台で佐藤選手が披露したのは、かつてTwitterで公言していた「ポーズ」と見られる姿勢だった。【BuzzFeed Japan / 瀬谷 健介】 インディ500は、世界3大レースの1つとされ、コースを200周し、約800キロを走破する。 今回は、新型コロナウイルスの影響で無観客で行われ、11回目の出場となった佐藤選手はトップでゴール。3年ぶり2回目の優勝を果たした。 佐藤選手がポーズを見せたのは、その後のセレモニーだった。レースを共に駆け抜けた車両の上に立つと、両手をV字に広げ、左脚を曲げながら上げたのだ。 それは、大阪・道頓堀の江崎グリコの看板「グリコサイン」でおなじみの「ゴールインマーク」と見られる姿勢だった。 実は、いつかこのポーズをとると、2017年にTwitterで公言していた。 江崎グリコは2010年から、佐藤選手のパーソナルスポンサーを務めており、支援してきた。2017年、インディ500で日本人初の優勝をした時には、グリコサインで佐藤選手の映像を期間限定で上映した。 佐藤選手が当時の優勝後、V字に両手を広げたポーズも映された。 すると、その写真とともに「左脚を上げていたら完璧」とのツイートがあり、それに対して佐藤選手は「今度やってみる笑」と引用リツイートしていた。
グリコの担当者は
江崎グリココーポレートコミュニケーション部の担当者は、BuzzFeed Newsの取材に、優勝した場合に、このポーズをとるなど事前のやりとりはなかったとし、「琢磨さんのご厚意にてポーズをしてくださり、大変嬉しく思っております」と語った。 「2度目の優勝という快挙に大変感動いたしました。表彰セレモニーでゴールインマークを想起させるポーズをしてくださったことも嬉しく思っております。ますますのご活躍をお祈りし、これからも応援しております」 一方、佐藤選手はレース後、チームのTwitter公式アカウントを通じて「みなさん、やりました。勝ちましたよ。もう疲れた。信じられない思いです。ここまで頑張ってきて、こんなリザルトになるとは夢になるとは思わなかったけれど。たくさんの応援ありがとうございました。勝ったよ。2回目。ありがとう」と笑顔でファンに優勝を報告した。 また、自身のアカウントでも「みなさん、たくさんの応援を本当にありがとうございました」と感謝した。