“日本一”の「打点王」は誰? NPB通算打点数ランキング第4位 セ・パ両リーグで打棒を発揮
プロ野球のレギュラーシーズンが、今年も開幕した。昨季は松田宣浩内野手(ソフトバンク)の300本塁打、涌井秀章投手(楽天)150勝などの通算記録が達成。今季は中島宏之内野手(巨人)の通算2000安打、本塁打数で単独の歴代14位に浮上した中村剛也内野手(西武)などは、さらなる記録更新にも期待がかかっている。 【表】セイバーメトリクスの視点で見るNPB歴代最強打者ランキング一覧 ここでは、各カテゴリのNPB歴代最高記録ランキングトップ10を紹介していく。今回は、通算打点数編。(成績は2022年5月23日時点)
第4位:張本勲 1676打点(実働期間1959-1981)
生年月日:1940年6月19日 身長/体重:181センチ/85キロ 投打:左投左打 経歴:(広島・松本商-浪華商-)東映、日拓、日本ハム-読売-ロッテ 通算3085安打のNPB記録を持つ張本。勝負強い打撃で打点も数多く稼ぎ、僅差の4位に入った。 張本は、浪華商から1959年に東映に入団。7度の首位打者に輝き、歴代最高の“安打製造機”として知られる。 入団から20年連続で100試合以上に出場し、100安打以上をマーク。NPB唯一の3000安打に加え、500本塁打と300盗塁もクリアしており、通算打率も3割超え。さらには、「3割300本300盗塁」と脅威の“通算トリプルスリー”を達成している。 打点に目を向けると、100打点を超えたのは実働23年間で1度しかないが、全盛期を過ぎても安定して高水準の数字をキープし、歴代上位の数字を残した。
ベースボールチャンネル編集部