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先入観を排除する!学生ベンチャーが企画「仮面就活オフ会」が面白い

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ニュースイッチ

 好生館プロジェクトは現役大学生の横井優樹社長が2018年に創業した学生ベンチャー。「仮面就活オフ会」なる一風変わった就職・採用支援イベントを主催するほか、新型コロナウイルス感染拡大を受けて考案した、完全オンライン型の有給インターンシップ(就業体験)サービスも始めた。学生と企業の橋渡し役として注目度を高めつつある。 ウェブ就活イベント活況。「リアル」はもういらないのか  仮面就活オフ会は就職活動中の学生と企業の採用担当者が、その名の通り仮面を付けて交流するイベント。仮面は学部や企業名など互いの所属を隠すことの象徴だ。「働くとは何か」「生きるとは何か」といった就活中の学生の悩みを企業参加者が聞き、答える。企業にとっては所属による先入観を排除することで新しい人材の発掘が図れる。  イベント後半には仮面を取って互いの所属を明らかにし、各企業が事業内容などを学生にアピール。その上で再び交流タイムを設ける。これまで3回開催し、延べ24社が参加した。足元では新型コロナの影響で自粛しており、オンラインによる開催も検討している。  そして、その新型コロナをきっかけに始めたのが長期有給インターンシップサービス「WINTERNSHIP(ウィンターンシップ)」だ。最大の特徴はインターンシップ生の募集から面接、実際の業務遂行まで、すべての工程をオンラインで行うこと。ビデオ会議システムなどを活用することで直接対面せずに完結する。好生館はインターンシップ生の研修などサポート料金を企業から得る。  横井社長自身もインターンシップ経験者。「学生が社会経験をしないのはもったいない」(横井社長)と考えていたところに新型コロナが広がった。アルバイト先の仕事が減り、働く機会を失った学生を多く見る中で、この新事業を考案した。  すでに参加企業3社でインターンシップがスタートした。そのうちの1社である、防犯システムなどを手がけるトラスト(名古屋市中区)では商品のマーケティング戦略を立案・実行する半年間のプロジェクトを対象としている。現在の参加企業は、いずれも東海地方。今後は「全国の企業に対象を広げたい」(横井社長)と意気込んでいる。

日刊工業新聞名古屋支社・浜田ひかる

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