矢吹正道「自分、進化してるなと」期待の若手相手に充実のスパー 10月12日、世界王者挑戦へ
ボクシングの元WBCライトフライ級王者・矢吹正道(32)=LUSH緑=が25日、10月12日に愛知県国際展示場で行われるIBF同級タイトルマッチで王者のシベナティ・ノンシンガ(25)=南アフリカ=への挑戦を前に、所属ジムでスパーリングを公開した。 ◆「サウザー」に成り切る王者・矢吹正道と挑戦者の寺地拳四朗【写真】 2階級上のWBCユース王者・佐野遥渉(21)=LUSH=を相手に、ジャブがさえ渡った。コンビネーション良く打ち抜き、コーナーに追い詰める場面も。「自分、全く衰えてなくて、進化してるなと思ってる」と充実の表情だった。 昨年5月に左アキレス腱(けん)を断裂したが「ボクシングに対しては問題ない。リングを飛び越えるとかはやっぱ怖いけど、試合終わってからやろうかな」と笑みを見せた。 試合を生中継するABEMAの企画で訪れた元WBA世界ライト級王者の畑山隆則さん(49)も「上下に分けてよくジャブが出ている」と太鼓判を押した。
中日スポーツ