豚骨ラーメンの起源に焦点当てた映画「すうぷ」池袋シネマ・ロサで上映
豚骨ラーメンの起源に焦点を当てた映画「すうぷ」が7月26日から8月8日まで東京の池袋シネマ・ロサで上映される。 【動画】映画「すうぷ」予告編 1937年、屋台「南京千両」の宮本時男氏が鶏よりも安価であった豚骨に注目し、独自のスープを制作したことから生まれた豚骨ラーメン。映画「すうぷ」では、白濁スープ誕生の秘話が描かれる。時は昭和、豚骨ラーメンのスープがまだ透明な頃、ハヤマ万年筆に勤めるラーメン屋台の常連・古賀博文はボールペンを売ろうと上司に提案し、まず2000本売るように指示される。しかし誤発注で大量に届いてしまい、売り切らなければクビと言われることに。同じ頃、ラーメン店主の杉内久三は借金取りに「今月までに返済しなければ屋台をもらう」と告げられていた。その日の夜、博文は屋台に行くも、スープの仕込みに失敗して店は開けられないと言う久三と初めての喧嘩に。そして博文は白濁スープを口にする。 高橋佳成が博文、陣内孝則が久三を演じ、豊永阿紀(HKT48)、万丈、福澤究、向野章太郎、しゃかりき光、田島潤、北島タツロウ、青木美沙都、北原健次、松隈ケンタもキャストに名を連ねた。監督を務めたのは山口寛明。現在YouTubeでは予告編が公開中だ。 なお本作は今年の2月に福岡で先行上映され、以降、全国で順次公開されている。 ※高橋佳成の高は、はしご高が正式表記