有害性指摘の「PFAS」水道水で基準超えなし 環境・国交省が全国3755の事業者対象に調査
人体への有害性が指摘される「PFAS」=有機フッ素化合物について、今年度は、水道水で国の暫定目標値を上回った事業者はなかったことがわかりました。 環境省と国土交通省は5月から9月にかけて、全国3755の水道事業者を対象に水質検査に関する調査を行いました。 その結果、2020年度から昨年度にかけては、延べ14の事業者でPFASが国の定める暫定目標値を上回っていましたが、徐々に減少を続けていて、今年度に暫定目標値を上回った事業者はありませんでした。 環境省は未回答の事業者もあったとしたうえで、そうした事業者に検査を実施するよう引き続き呼びかける方針です。
テレビ朝日報道局