最高額のイタリア人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング11~15位。ピルロとガットゥーゾのハイブリッドが登場
100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高いイタリア人は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングを紹介する。※成績は12月8日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
15位:伸び悩むサイドの韋駄天
FW:フェデリコ・ベルナルデスキ(イタリア代表/ユベントス) 生年月日:1994年2月16日(26歳) 市場価値:2500万ユーロ(約30億円) 今季リーグ戦成績:6試合出場/0得点0アシスト ユベントス移籍によって繊細なウィンガーから泥臭いハードワーカーに変貌を遂げたが、一方で最終局面での決め手を欠き、左右サイドの便利屋を脱せていない。今季も出場機会は限定的で、途中起用の駒としても信頼を勝ち取るには至っていない。 シーズン開幕前には移籍も取り沙汰され、アトレティコ・マドリードやチェルシーなどからの関心が報じられた。フィオレンティーナ時代にはリーグ戦二桁得点を達成したこともある爆発力を秘めるだけに、今季こそ激しいポジション争いを勝ち抜くきっかけをつかみたい。
14位:好調サッスオーロをけん引する司令塔
MF:マヌエル・ロカテッリ(イタリア代表/サッスオーロ) 生年月日:1998年1月8日(22歳) 市場価値:3000万ユーロ(約36億円) 今季リーグ戦成績:10試合出場/2得点0アシスト 18歳で一時期ミランのレギュラーを担ったが、セリエAでの実質2年目となったシーズンに不遇を味わい退団。だが、移籍先のサッスオーロでロベルト・デ・ゼルビ監督の指導を受けて才能が本格開花した。 今季は開幕から絶好調のチームを司令塔としてけん引し、9月にイタリア代表デビューも飾っている。サッスオーロの超攻撃的なサッカーにおいてポゼッションの軸を担い、ゴールに直結するプレーを連発している。本人曰く、“都落ち”を経験したミラン時代は「期待に対して準備ができていなかった」。そして、デ・ゼルビ監督には「人生を変えてくれた」と心酔する。