【阪神5R新馬】カルロヴェローチェ、天国のオーナーにささげる白星「能力があるし秋が楽しみ」とルメール
◇26日 阪神5R新馬戦(芝1800メートル) カルロヴェローチェ(牡2歳、父シルバーステート、母スサーナトウショウ、栗東・須貝)がデビュー戦を勝利で飾った。道中3番手から直線でもしっかりと伸び、ルメール騎手は「3番手で我慢させて直線は真面目に伸びてくれた。まだ子供ですが、いい勉強になったと思う。能力があるし、秋が楽しみ」と振り返った。 馬主だった大野剛嗣さんが今年3月に50歳で死去。須貝尚介調教師は「亡くなられた大野社長と電話で競らせてもらった馬で新馬戦を勝てればと思っていました。オーナーが力をくれましたね」と感謝の思いを口にした。 大野さんは自身のレーシングチームを結成するなどレーサーとしても活躍していた。
中日スポーツ