サッカー日本代表に敗れた中国代表。現地メディアが両国の現状を比較「日本はW杯を目指し…」「中国は夢を生きるための努力」
サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)で中国代表と対戦し3-1の勝利をおさめた。中国メディア『SOHU』は現地時間22日に、日本に2試合連続で敗れた形となった自国代表チームと日本代表チームを比較して、両国の現状について伝えている。 【最新順位表】2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選 同メディアは、「日本はW杯を目指しており、控え選手にも経験を与えることができている」と前置きした上で、「では中国チームはどうだろうか?中国にとって、すべての試合は(W杯に出場するという)夢を生き続けるための努力のようなものである」と、日本はW杯出場が現実的なものである一方で、中国にとってはまだ叶えなければならない夢であると両国の違いを指摘していた。 また、「日本には奥深いサッカーシステムもある。彼らは青少年の育成、成熟したリーグ運営モデル、そして国際大会での豊富な経験を持っている」と言葉を続け、「一方で(中国は)、これらのエリアではまだ鍵が見つかっていないようだ。ましてやドアを開けることさえできていない」と、日本と比較すると中国の育成やクラブ運営に関しても、まだ成熟しきっていないことを伝えている。 そして、「将来、中国代表チームが本当にW杯に出場する時が来るかもしれない。ただしそのためには、成長の代償を受け入れることも学ばなければいけない。強さはコート上の90分間だけのものではない」と、日本戦の敗北から中国が様々なことを学ばなければならないと強調していた。
フットボールチャンネル編集部