レイカーズの八村塁選手（写真：AP/アフロ）

◇バスケットボールNBA ロサンゼルス・レイカーズ 128-112 メンフィス・グリズリーズ(日本時間17日、フェデックスフォーラム） 八村塁選手が所属するレイカーズは17日、敵地でグリズリーズとプレーオフ1回戦を行い、128-112で初戦を制しました。 途中出場の八村選手は第1Q残り4分56秒、アンソニー・デイビス選手のシュートのこぼれ球をティップイン、残り3分2秒には速攻から豪快なダンクを決めます。第2Qはレブロン・ジェームズ選手が強引に相手ゴール下に進入するとシュートのこぼれ球をもぎとり得点。レイカーズは59-65と6点ビハインドで前半を終わらせます。 そして勝負の後半、第3Qになると八村選手の勢いがさらに増します。残り4分44秒、コーナーから3ポイントシュートを決め1点差とするとその22秒後、3点差の場面で再び3ポイントを成功させ同点。さらに残り2分9秒と1分36秒にも3ポイントを決め、約3分で12得点を奪い96-90で第4Qを迎えます。 勢いが止まらない八村選手は第4Q残り10分36秒に鋭いドライブからワンハンドダンク、その後逆転を許しますが、美しいフォームからフェードアウェイシュートも決め再びリードすると、4分16秒にこの日5本目の3ポイントシュートをヒットさせ、終了間際にはコート中央からドリブルで運びダンクシュートで試合を終わらせました。 八村選手は29分47秒の出場でチーム最多となる29得点をあげ、6リバウンド、1アシストを記録。途中出場で29得点はマイカル・トンプソン氏が1988年に記録して以来35年ぶりのチーム最多タイ記録となりました。