<消費増税>駆け込みでマイホームを買うのはオトク?
金利の上昇や受給バランスにも注意を
さまざまな対策によって、増税後にマイホームを購入することの負担は、かなり軽減されたといえます。なにがなんでも消費税の引き上げまでに決めなければ…と、よい物件がないのに妥協してマイホームを購入する必要はないでしょう。しかし、不動産市場を取り巻く今後の動向には注意を払わなければいけません。消費税の影響は、マイホーム購入者だけが受けるわけではないからです。たとえば増税によって建築コストがかさみ、住宅価格が今後上昇する可能性もあるでしょう。また金利の上昇も、消費税以上に負担額に影響を与えます。 不動産は重要と供給のバランスによって、大きく価格が変動します。場合によっては、駆け込み需要後に住宅価格が下落する可能性もあるでしょう。いずれにしても、マイホーム購入を考える人にとっては、ここ数年が重要な転機になりそうです。目先の増税だけにとらわれず、広い視野を持つことが大切です。 (Sherpa/編集プロダクション)