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代表が「姫路の不動産王」として知られる不動産賃貸業、ANGELO(兵庫)が銀行取引停止処分受ける

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帝国データバンク

 (株)ANGELO(TDB企業コード:648009415、資本金4億8700万円、兵庫県姫路市南畝町1-41、登記面=大阪府大阪市中央区中寺1-2-23、代表大川護郎氏)は、9月10日付で銀行取引停止処分となったことが明らかになった。  当社は、2013年(平成25年)4月に設立された不動産賃貸業者。代表の大川氏が新聞配達員および販売店の店長時代から個人で始めた不動産賃貸事業を法人化したもので、姫路市を中心に神戸市・大阪市などにマンションやテナントビル、月極駐車場など多数の物件を保有していた。プロサッカーチームのキャンプスポンサーを務めるほか、大川氏自身の著書出版やメディア出演などによる知名度向上もあって収益物件の取得を順調に進め、2019年2月期には年収入高約13億7100万円を計上していた。  しかし、収益面については、新たに取得した賃貸物件の稼働状況が低調だったうえ、過剰な広告宣伝費や100億円を超える借入金に伴う金利負担などが重なり、同期に約5億9200万円の当期純損失を計上し、大幅な債務超過に転落。また、この間に一部取引先への支払い遅延が露見するなど対外信用が低下していた。このため2019年9月までに金融機関に対して返済猶予を要請するとともに、経営再建のために新たに賃料回収業務を不動産管理会社に委託していたが、その不動産管理会社とトラブルが発生。同社からの家賃入金が滞ったことでさらに資金繰りが悪化し、弁護士を立てて改めて金融機関に借入金返済猶予の交渉を進めていたが、具体的な方向性を示すことができないまま、ここへ来て今回の事態となった。  負債は約100億円の見込み。なお、現在も営業は継続中。