大阪市・松井市長が定例会見11月5日(全文3)大都市・大阪づくりは道半ば
スイッチ入らんようコンセント抜いてんねん
今回の住民投票も、2015年にまともに大阪会議やってたらやってないよ。あそこでやめてる。あのあと、あのときは別に今回と同じように、もう、ああ、終わったという、2015年5月も橋下さんと一緒に、ああ、終わったなって。次どうしよういう話をしてた。もうやめよういう話してて、やってたときやったからね。あれも、終わった瞬間にもう手のひら返して、自民党がやるから。そこでまた怒り沸騰しただけで。 今回は怒ってもスイッチ入らんようにコンセント抜いてんねん、もう。これ以上怒ったら脳、血管切れるな思って。今回はみんな怒らさんといてほしいな。もうこの結果をこっちも受け止めてんねんから。維新、自民、公明、みんなね。真面目にやろうよと。だからさっきの行政区、総合区もそうやし、この今の広域一元化条例もそうやし、みんなそれ思ってて言ってるわけやから。そういう結果やったと。自民党も公明党もね。何も、大阪市は残すけども、大阪府と大阪市はもう二度と対立すんなと。二重行政をつくるなと。一体で大阪の成長のために活動せえいうのが民意や。その民意をみんなそう受け止めてるというコメントを出してるんやからね。これをみんなで、もうこの民意に沿って、党派は別にして、みんな賛成してくれたらいいんじゃないの。僕はそれが、市民の皆さんが一番望んでるところやと思う。だからあまりもう怒りたくはない。怒っても、もうコンセント抜いてるから大丈夫やけどね。
自民との話し合いはできそうか
関西テレビ放送:自民党は今回の結果を受けて、維新と話し合いを再びして進めていきたいというような意見を表明されているんですけど、実際、維新側として自民党と今まで戦ってきた中で話し合いっていうのは本当にできていくと思われますか。 松井:いや、だから話し合いってもう、これ、そういうルール作りに着手すると言うてるから。またそこへどういう態度で挑んでもらえるかだね。もう話し合いって、話し合いはいつでもするのよ。結果責任があるの、われわれには。ここがまた自民党の皆さんと僕が全然ちゃうところやねんけどね。とにかく話し合いましょうやと。だけど結果出せへんから。だから政治家っちゅうのは与えられた時間があるわけだから。だから結果は出さないと。来年2月議会にこれ出すんで、結果、皆さんがしっかり見届ければいいんじゃない? 関西テレビ放送:この広域を一元化する条例を提案されて、市の持っている権限を府に譲りながら市長と知事が話し合うという形をつくられようとされているということですが、実際それは最初からできなかったんでしょうか。都構想である必要があったのでしょうか。 松井:だからそれが大阪会議でやれてれば良かったわけ。一番最初は、それはできないよ。一度やっぱりわれわれも制度として確立させるというのが2015年5月の17日までは、それでもう、それが、われわれが大阪の府市の対立をなくすための手段だと、そういうことで民意を得てきたわけだから、選挙において。2011年の知事・市長選挙で。この形をつくらせてくれと言ったのがわれわれの公約だから。だから5月の17日には、これ、都構想を2015年にやりました。でもそこから、そのときにやっぱり大阪会議を、あのときにこれをきちっとやっておけば、そういう形でできたわけですよ。でも、もう大阪会議は皆さん、話し合いだけしてお茶を濁そうという話であったわけやから。具体的な提案は一切テーブルに載せないという。そもそも都構想の対案じゃないと言いだしたわけやから。 今回は、僕が言ってる条例は都構想の対案です。これは大阪市を残しながら大阪広域を一元化させるという【****01:02:37】対案。あとは基礎自治体として機能を強化するなら、やっぱり公明党さんの総合区案。これはやっぱり公明党さんが僕は提案すべきやと思います。 関西テレビ放送:ご自身の進退についてのお話なんですが、次の維新の全体会でいわゆる辞任をされる形になるんでしょうか。 松井:うん、そうです。