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パリからのベジレシピ便り|オリーブ風味のトウフガレット。

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フィガロジャポン

日本の緊急事態宣言は解除されたけれど、まだまだステイホームな気持ちで過ごす日々も続きそう。そこで、ロックダウンを体験した、パリ在住の料理クリエイター原田幸代さんによる、野菜を使ったステイホームにおすすめなレシピをご紹介。ラストは「トウフガレット」! パリからお届け! 野菜たっぷりスパイシーウドン。

ロックダウンの最初、常に気の滅入るようなニュースばかりで、何も手につかず不安な日々を過ごしていました。そんな中でも、フランス人のよいところは、決して暗くならないところ“ケ・セラ・セラ”ですね。 友人と電話で話すたびに、そのおおらかで明るいラテン気質、ポジティブなエネルギーにどれほど救われ、励まされたでしょうか。 田舎暮らしの友人たちは、「普段とほとんど変わらないの」と穏やかで楽しそう。 「こうなったら自給自足よ!」と野菜作りを始めた友人は、「やることがいっぱいでニュースなんか見てる暇がないの……」と。驚いたのですが、情報がない危うさの半面、ネガティブなものがインプットされない幸せもあるなあ、いいなあ、と私もニュース断食を始めたら頭の中がすっきりして落ち着いてきました。 そして、おいしいものが好きで、バランス良くしっかり食べている人のメンタルの強さに感心。 そうだ、私もちゃんと食べなきゃ!と、家の中にあるものを使って料理を始めたら、随分と気が晴れて元気に。あらためて食事の効果と心が直結してることを実感します。 今日は、フランスで出版した拙本『La Cuisine Vegetarienne(ラ・キュイジーヌ・ヴェジタリアン)』の中から、日本で手に入る食材で簡単に作れるレシピをご紹介します。ビールにもワインにも合うので、これからの季節のアペロに、おうちで楽しんでください!

「オリーブ風味のトウフガレット」 Galettes de tofu aux olives vertes

【材料(6cm×8~10枚分)】 木綿豆腐 1丁 タマネギ 1/2個 オリーブ(種なし) 12個 パセリ 2茎 ニンニク 1/2片 タマゴ 1個 片栗粉 大さじ2 オリーブ油 大さじ2(生地用)+大さじ1(焼き用) 醤油 小さじ1 塩 小さじ1/2 胡椒 少々 一味唐辛子 少々 *今回は、手元にあったピンクペッパーを使っています。 【作り方】 1. ざるに豆腐を入れ、上から小皿や重しをのせて30分ほど置いて水を切る。 2. その間に、タマネギとパセリの半分をみじん切り、残りは取っておく。オリーブの半分もみじん切り、残り半分を輪切りにする。ニンニクをすりおろす。 3. ボウルの中に、キッチンペーパーで包んで水切りした豆腐、タマゴ、片栗粉、オリーブ油、醤油、塩、胡椒を入れ、ハンドミキサーか泡だて器で混ぜてなめらかにする。 4. そこに、タマネギのみじん切り、パセリのみじん切り、オリーブのみじん切り、ニンニクを入れて混ぜる。 5. フライパンにオリーブ油を薄く敷いて中火で熱して、生地をスプーンでとって6cmくらいに広げる。上にオリーブの輪切り2~3枚と半分残していた葉のパセリを少しのせる。周りが固まってきたら裏返す。 6. 焼き上がったら皿に並べて残していた葉のパセリや一味唐辛子を散らす。 *今回は、緑のオリーブが手元になかったので、タネ付きの黒オリーブをみじん切りにしたもの、赤パプリカ、パセリの代わりに、バルコニーで育てているタイムを入れました。このレシピは、本と同じように記してあります。中の具は、有り合わせのものでアレンジしてください。 <SACHIYO HARADA> 料理クリエイター 長い間モードの仕事に携わった後、2003年に渡仏。料理学校でフランス料理のCAP(職業適性国家資格)を取得。 パリで日本料理教室やデモンストレーション、東京でフランス料理教室を開催。フランスの料理専門誌や料理本で、レシピ&スタイリングを担当。2016年春、ベジタリアン向けの料理本『LA CUISINE VEGETARIENNE』をフランス全土と海外県、ベルギー、スイス、イギリスなどのヨーロッパ各地で発売。この連載をまとめた『パリのマルシェを歩く』(CCCメディアハウス刊)が発売中。 Instagram : @haradasachiyo

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