メッツ 佐々木朗希獲得へ資産3兆円のオーナーの資金力や投手育成実績をアピール MLB公式サイトが報道
大リーグ公式サイトのメッツ担当アンソニー・ディコモ記者が12日(日本時間13日)にメッツの補強状況を更新。獲得を狙う佐々木朗希投手(23)についても言及した。 【写真あり】“令和の怪物”佐々木朗希が初バラエティーで憧れの女優とサプライズ初対面!しゃべくり007で暴露話も ディコモ記者は「メッツが佐々木朗希に売り込みをかけている。多くの球団がそうであるように、彼らは最近、佐々木の代理人であるジョエル・ウルフ氏に、自分たちのユニークな点を強調したプレゼンテーションを送った。スティーブ・コーエン(オーナー)の資金力、投手育成の研究室と実績、最近の日本人先発投手をメジャーリーグに移籍させた経験などである。今のところメッツにできることがこれだけだ」と伝えた。 今後数週間で、佐々木は興味を持っているチームと会談する予定とも報道。しかし、ディコモ記者は「ウルフ氏でさえ、彼の顧客が何に価値を置いているのか定かではない。西海岸の家かもしれないが、そうではないかもしれない。他の日本人の先発選手とペアになるかもしれないし、そうでないかもしれない」と佐々木の移籍先の判断基準が見えていないとした。 ウルフ氏の「(佐々木の希望は)まだ完全にはわからない。私が言えるのは、彼は今年も過去数年間も、全体的な成功に関してチームがどのような成績を残してきたかに注意を払っているということだ。彼はメジャーリーグをよく見ている。WBCに出場したチームの成績にも注目している。ロッテに在籍していた多くの外国人選手と話をした。天候、快適さ、投手育成について、そしてメジャーリーグにいる他の日本人選手が何をしているのか、どのようにしているのか、とにかく観察しているんだ」とのコメントも伝えた。 メッツのスターンズ編成本部長はウインターミーティング中の10日に「私たちは間違いなく(獲得に)最善を尽くす」と佐々木獲得に向け、最大限努力すると宣言した。 メッツは資産198億ドル(約3兆円)の投資家として知られるメッツのコーエンオーナーの資金力や投手育成実績などをアピールして佐々木獲得に全力を尽くしていくとみられる。