高校生英語ディベート大会 宇部高が2年連続で全国へ【宇部】
団結力で挑む大舞台 山田部長「2勝以上目指す」
宇部高英語部(山田大輝部長、6人)が、12月21、22日に岡山市で開かれる第19回全国高校生英語ディベート大会に出場する。部員たちは大舞台に向け、力を合わせて練習に励んでいる。 10月20日にオンラインで行われた県大会で、長門市の大津緑洋高に2-0で勝利し、同校初の2連覇で4回目の全国切符をつかんだ。 出場者は2年の山田部長、金子健太副部長、大山真依さん、1年の福本悠乃さん、戎谷蒼衣さん、田飼暁君の6人。週4回、約3時間にわたって活動している。 大会では、コンストラクティブ(立論)、アタック、ディフェンス、サマリー(総括)の各スピーカー4人が試合に参加。予選6試合の結果に基づき、上位4チームが決勝トーナメントに進む。 今回の論題は「日本政府は、原子力発電所をすべて廃止すべきである。是か非か」。議論の練習はもちろん、論拠として示すデータも勝敗を左右する重要な要素となるため、普段から論題に関係する資料を自分たちで調査するなど、多岐にわたって準備してきた。 山田部長は「部活の時間以外にも情報収集などを怠らず、部員全員で大会に行きたいとの強い思いで頑張ってきた。今回は、前回を上回る2勝以上を目指す」と意気込んでいる。 顧問の下田寿男先生は「団結力の優れたチームなので、高いレベルの試合を経験して刺激を受け、さらに成長してほしい」と願った。