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全国的に妖怪・「アマビエ」現象。和菓子やだるまに大活躍

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ESSE-online

最近よく目にする妖怪「アマビエ」。3月頃からSNSを中心に、イラストを描いて広めるのがブームになっています。 厚生労働省の新型コロナウイルス対策のアイコンにもなりました。 ペーパーナプキンで簡単マスクカバー。柄を選ぶ楽しみも

このアマビエ、江戸時代に肥後(熊本県)の海から姿を現し、「疫病が流行した際は私の姿を描き、人々に見せよ」と語ったと伝えられています。 そこからコロナ退散のシンボルとして、アマビエの絵を描いたり、マスコットやあみぐるみがつくられて、ツイッターやインスタグラムで広まっていきました。

だるまに和菓子に「編みビエ」…楽しいアマビエがいっぱい!

アマビエ人気はとどまることを知らず、アマビエ作品を集めた書籍『みんなのアマビエ』(扶桑社刊)も発売に。 漫画家の故・水木しげるさんや西原理恵子さんたちプロのイラストに加え、ツイッター上で「#みんなのアマビエ」のハッシュタグをつけて投稿を募り、編集部が厳選したユニークな作品が掲載されています。そのなかから一部をご紹介しましょう。

●だるまになったアマビエ まずは出雲の「縁結びリボンだるま」がつくって販売もしている「アマビエだるま」。 「魔除け・生命力を意味する桃色をベースにデザインしています」(デザイン・酒井真理さん)

●アマビエならぬ“編みビエ” また、編み物業界でもアマビエブームが起こり、さまざまな“編みビエ”が登場しています。こちらのMiya Houseさんもその一人。

「切ない世情の中アマビエを知り、疫病退散の願いを込めて編みました。ご利益が広がればと思い、Twitterにて編み図の公開もしています」(ミヤシタヨウコさん)

●フルーツカービングでアマビエ フルーツカービングのモチーフにもアマビエが登場しました。 「世界平癒の願いを込めて、スイカに和のデザインを彫刻しました」 (カービングパフォーマー・野菜彫刻家のmeicaさん)

●ねりきりのアマビエ 最近では全国の和菓子屋さんでもアマビエ和菓子が広がっています。その先駆けとなったのが、こちらの磯子風月堂の練切製 上生菓子アマビエ。 「工場で見つけた古い青海波の焼印を使ってアマビエ様を作りました。静かな海のように平穏な日々が続きますように」(和菓子職人・石原マサミさん) これらのほかにも、七宝焼きアマビエや陶器のアマビエ、ししゅう、木彫、ガラス細工など、さまざまなアマビエ作品が『みんなのアマビエ』に掲載されています。 「自宅で不安な日々を送るなかで、愛嬌のあるアマビエを見ていると私自身、心がなごみました。同じ思いで過ごしている皆さんがアマビエ様で少しでも癒されるといいなと思い、企画しました。また、自粛要請でいろんなイベントや発表の場が失われたクリエイターの方々が、アマビエ作品をSNSに投稿することで新たな交流や文化が生まれるなど、140年ぶりに現代によみがえったアマビエ現象を記録に残したいなと思いました」(担当編集の大久保かおりさん) 書籍『みんなのアマビエ』は5月19日に発売(電子書籍も同日に発売)。また、売上げの一部は「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金」へ寄付されます。 <取材・文/ESSEonline編集部>

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