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去年の台風を大幅に上回る…最大瞬間風速80m超え、どれほど危険なのか

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日本テレビ系(NNN)

台風が接近する地域では大雨・暴風・高波・高潮に最大級の警戒が必要ですが、今回の台風の特徴は、台風の多い九州の人でも経験したことがないような猛烈な風が予想されることです。特に暴風災害に備える必要があります。

ゴルフネットを倒した台風15号を大幅に上回る

5日から6日にかけて大東島や奄美地方で最大瞬間風速70~85mが予想されています。これは一部の家屋が倒壊するおそれのある強烈な風です。 2019年、関東に上陸した台風15号と比較してみます。 台風15号は千葉市付近に上陸しました。ゴルフ練習場のゴルフネットが倒れ住宅の屋根を直撃し、大きな被害が出て、千葉県の広い範囲で長期間停電しました。このときの最大瞬間風速は千葉市で57.5mでした。 今回はこれを大幅に上回ります。80mをこえる最大瞬間風速は、日本ではこれまで富士山を除いて3回しか観測されていません。 5年前には沖縄の与那国島で最大瞬間風速81.1mを観測しました。目の前にある建物が見えないほどの暴風。これ以降、国内では80mを超える最大瞬間風速は観測されていません。

最大瞬間風速80m超え、最悪のケースが想定

風速ごとにどのような影響がでるのでしょうか。 瞬間風速30m…何かにつかまらないと立っていられない状態 瞬間風速40m…走行中のトラックが横転することも 瞬間風速50m…電柱、ブロック壁が倒れることも 瞬間風速60m以上…民家が倒壊したり鉄骨の構造物が変形したりする 今回は最大瞬間風速70~85mの予想で、最悪のケースが想定されます。 災害の前に確認するハザードマップがありますが、実は、洪水・土砂災害の大雨のリスクは確認できますが、暴風による災害リスクはハザードマップでは分かりません。ただ、大雨リスクもあるため、自宅の情報を早めに確認しておく事も大事です。 また、大規模な停電予測もでています。 7日正午までの停電リスクの予測を見てみると、赤い部分の九州の沿岸や山口県、四国の一部は停電への警戒が必要なエリア。さらに黄色い地域も停電に注意なエリアです。

四国・九州・奄美、6日から警報級の暴風

では、地域ごとの暴風のピーク見通しを見てみます。 沖縄地方では4日の午後6時から警報級となる可能性があります。5日の午前6時からは警報級となる可能性がさらに高くなります。四国・九州・奄美も、6日から警報級の暴風となる可能性が高くなっています。 さらに気象庁は、高潮などで甚大な被害が出た「1959年の伊勢湾台風と比べても遜色ない勢力」だと話し、高潮災害にも最大級の警戒を呼びかけています。

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