Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

<新型コロナ>バルーンフェスタ中止 佐賀市と組織委「密集対策難しい」

配信

佐賀新聞

 佐賀平野の秋の風物詩として知られる熱気球大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」の大会組織委員会と佐賀市は1日、新型コロナウイルスの感染防止のため今年の大会を中止すると発表した。大会全体の中止は1980年の開始以来、初めて。組織委の水町博史理事長は会見で「密集を回避する対策が難しい。来場者の安全・安心を担保できない」と説明した。  水町理事長と秀島敏行市長が同席する形で発表した。大会は10月30日~11月3日に開き、41回目を迎える予定だった。物産展やステージイベントなど関連行事も中止し、代替開催は予定していない。「バルーンチャレンジシリーズ」など、地元選手を中心とした別の大会は状況を見極めて実施するかどうかを検討する。  水町理事長は、専門家が今秋以降に感染の第2波を予想しているとして「大規模イベントには慎重な対応が求められる」と強調した。国内外の移動制限の全面的な解除の見通しも立たないため、選手や役員の受け入れ、資機材の準備が困難になると説明した。さらに、開催すれば、選手らをサポートする市民ボランティアの感染リスクも避けられないとした。  水町理事長は「無観客や規模縮小を模索する声があったが、現実的には対応が難しい」と理解を求めた。秀島市長は「これほど影響が長引くとは思っていなかった。市にとってもつらく、断腸の思い」と述べた。  前回のバルーンフェスタは16カ国・地域の121機が参加し、92万8千人が訪れ、86億円の経済波及効果があった。

【関連記事】