就実の“メグツグ”躍動49得点/春高バレー
ジャパネット杯「春の高校バレー」第73回全日本バレーボール高等学校選手権は10日、男女の決勝が無観客で行われた。女子は就実(岡山)が、大阪国際滝井を3-1で下し、25大会ぶり3度目の優勝。ミドルブロッカー周田(すだ)夏紀(3年)が相手の勢いを止めるブロックなど16得点の活躍でチームをけん引した。 「メグツグ」の勢いは最後まで止まらなかった。双子の姉・深沢めぐみが27得点を挙げれば、妹・つぐみは22得点。2人で49得点をマークし、優勝に貢献した。MVPを獲得しためぐみは「3年生と日本の中で一番長くプレーしたい、笑って終わりたいという思いだった」。つぐみは「日本一を目指してやってきたのでうれしい」と声を弾ませた。まだ2年生の深沢ツインズ。2連覇を目指して、新チームを作り上げる。