妊婦向けマスク「謎の4社目」が判明 ユースビオ代表「癒着は一切ない」
ベトナムで生産
ユースビオはもともと、ベトナムからバイオマス発電用の木質ペレットを輸入する事業を展開している。 「ベトナムマスク」と呼ばれる布製の立体型マスクを大量生産するメドが立ったため、地元の福島県や隣接する山形県への納品を模索。 途中で政府が一括購入する方針が決まったことから、国と契約したという。 同社と厚労省は契約の詳細を明らかにしていないが、関係者によるとマスクの単価は約130円、契約枚数は350万枚程度とみられる。
ユースビオのマスク「不良品確認されず」
妊婦向けマスクをめぐっては、変色や異物混入も報告されている。 社名が公表されていなかったことも相まって「4社目が不良品を出しているのでは」といった風評も出ていたが、ユースビオ代表は「ウチのマスクからは不良品などの問題はまったく出ていない」と一蹴する。 厚労省マスク班の担当者もBuzzFeedの取材に、ユースビオのマスクには現段階で不良品は確認されていないと回答した。