JR山陰線 「橋げた再利用できれば復旧早まる」
山口朝日放送
去年の豪雨被害でJR山陰線の一部区間の運休が続いています。 JR西日本は被災した橋げたが再利用できれば 全線復旧が予定より早まるとの見通しを示しました。 JR山陰線は去年の夏の豪雨で下関市の粟野川にかかる橋脚が傾き、 人丸駅と滝部駅間で運休が続いています。 今月に入り、橋脚の上にある、被災した2つの橋げたが取り外されました。 =広岡研二広島支社長= 「取り外した橋げたは実際傾いたわけですので、少し変状が見られているわけですけど 損傷度合いを見ながら再利用できるかを確認している」 JR西日本によると専門家が損傷の度合いを確認し、 再利用できた場合は来年中に全線復旧するとの見通しです。 しかし、橋げたを新しくする場合には工期が伸び、 復旧が遅れる可能性があるということです。 =広岡研二広島支社長= 「復旧工事につきましては現在順調に進んでおりまして 全体の工程から見ると3割から4割ぐらいの進捗に至っているのではないかと みているところ」 傾いた橋脚は今後撤去し新しくする予定です。