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専門家に聞いた! 何かに「デジャヴ」と感じる5つの理由

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ウィメンズヘルス

ソファに座っておつまみとお酒を楽しみながら、近況報告を親友にしていると、彼女が突然笑い出す。そしてその瞬間あなたは思う、こんなこと前にもあったと。この奇妙な感覚はフランス語で「デジャヴ」と言う。誰もがこのような経験をしたことがあるだろう。なぜ、私たちは「デジャヴ」を見るのか? 今回はこの内容について、イギリス版ウィメンズヘルスよりご紹介。

1.脳からシグナルが送られるから

あなたが既視感覚を得たとき、「とある脳の領域が『この状況は経験済みです』という本来送るべきではないシグナルを送ります」と話すのは、英セント・アンドリューズ大学心理学上級講師のアキラ・オコナー博士。「このシグナルによって、あなたは『これが前にも起きた』と信じ込みます。それに付随する記憶が一切なくても」

2.感情を保存する細胞、ニューロンが反応するから

デジャヴを経験中の人の脳をスキャンすることは実質不可能。でも、オコナー博士いわく『この状況は経験済みです』という信号が送られたときの脳では、シンプルな記憶力ゲームをしたときと似たようなことが起きているという。オコナー博士の論文によると、脳の側頭葉にある言葉を理解し、記憶を保持する重要な神経細胞であるニューロンがランダムに動き、これが『経験済み』というシグナルの引き金になる。

3.間違いだと気付く前だから

気性の荒い政治家には、不必要な発言を撤回する秘書官がついている。それと同じで、やる気はあるけれど正確性に欠ける側頭葉にも、前頭部という調整役がついている。「スキャン結果を見る限り、人がデジャヴを見るときは前頭部が活発になっています」とオコナー博士。でも、あなたがデジャヴだと感じた後に『いや、この話を聞くのは初めて』と気付いた瞬間、前頭部は、ニューロンからのエラーだったと脳全体に知らせてくれる。

4.疲労のせいかも

寝不足が続くと、まぶたが勝手にピクピクすることがあるのでは? オコナー博士によると、疲労はニューロンにも似たような影響を与え、エラーメッセージを頻発させる。だから疲れている人たちはデジャヴを経験しやすいのだそう。「頻繁に旅をする人や高学歴の人もこのような経験をしやすいのですが、その理由は分かっていません」

5.若いからかも

15~25歳の若年層もデジャヴを見やすい。「若い人の脳は興奮しやすく、ニューロンが不必要なシグナルを自発的に送ってしまう可能性が高いからかもしれません」とオコナー博士。この問題を解決するには睡眠時間を増やすしかないという。 いずれにしても「デジャヴ」とは、脳が間違った信号を送ることによって得られる感覚だということは覚えておこう。 ※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

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