小池都知事が記者会見4月3日(全文2)感染拡大防止になんとしても協力を
管理組合向けの総合相談窓口を開設
それから新たな支援制度ですけれども、管理状況の届け出を行ったマンションが専門家からの助言、そして支援を受けやすくなるように、マンション管理士などのアドバイザーを無料で派遣するというものであります。管理状況を届け出た管理組合には1回、それから届け出によって管理不全の兆候があった場合には5回まで無料でこのマンション管理士の派遣、無料派遣を受けることができるというものであります。 それから3つ目は総合相談の体制を充実いたしました。これは昨年の9月から、管理から再生までワンストップで、管理組合の皆さんよりご相談をお受けするという総合相談窓口を開設しているというものであります。今回、届出制度の開始に当たってお問い合わせが大変増えております。その結果として、これまでの月曜日から金曜日の午前9時から午後5時に加えまして、この4月から第1土曜日、第3日曜日の窓口を開設いたします。それから週1回、水曜日の相談受け付け時間を午後7時まで延長するということで体制を拡充したということであります。いっそうご活用いただきたいと思います。それから、新型コロナウイルス感染症の情勢を踏まえまして、これは直接にそこに行くのではなくて、お電話とかメールでの相談をお受けしたいと思いますので、この点もよろしくお願い申し上げます。
都営住宅敷地内に宅配ボックスを設置
2点目でありますけれども、住宅政策について。都営住宅の敷地での宅配ボックスの設置をするということで、モデル事業のご紹介であります。これは入居者の利便性の向上、それから宅配事業者が何度も留守のところに行って運ばなくちゃいけないという課題がありましたよね。これを解決するモデル的な施策です。 ですから入居者の利便性の向上、それから宅配事業者による再配達を、これを抑制するということで、宅配ボックスを設置する。そのモデルケースとして、まず西東京市内の柳沢六丁目アパート。それから墨田区内の横川五丁目第2アパートの2つの団地に設置をするものでございます。そして事業の実施予定期間ですけれども、3年間。スマートフォンを使ってこの宅配ボックスを利用していただける。また、周辺の方々もご利用いただけるので、ぜひともご活用いただきたいと存じます。 ということで、なかなか長時間話すだけのときっていうのは、マスクは結構大変でありますけれども、この状況に鑑みまして、こういう形でお伝えをいたしました。お聞き苦しい点がありましたら恐縮でございます。それでは。