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コロナで分かれた客足の明暗 パチンコ・キャンプ・釣り船

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マネーポストWEB

 新型コロナの影響が少しずつ明らかになってきた。世界経済が混乱するなかで、予想外に“業績アップ”を遂げた企業もあれば、足をすくわれてしまった企業もある。各業界の混乱の声をレポートする。

 減便が続く航空業界は厳しい。JALの2020年1~3月期の連結最終損益は229億円の赤字、ANAは587億円の赤字と発表した。

 普段は空の旅に花を添えるキャビンアテンダント(CA)たちも“地に足をつけた生活”を強いられている。20代の現役CAが明かす。

「普段ならフライト時間が月80~90時間あるのに、今は10時間程度。自宅待機の時は自己学習の課題が出されています。社員なので基本給がいただけるのはありがたいですが、フライト手当とステイ手当がほぼゼロなので、収入は4割ほど減ってしまいました」

 休業か営業継続か。対応が分かれた業界では、業界内で大きな格差が生まれている。

 一部店舗が休業要請に応じず、世間の冷たい視線を浴びたパチンコ店。テレビは店に行列ができている様子を連日報じていたが、パチンコ業界に詳しいライターの藤井夏樹氏によれば、景気がいいのは一握りの店舗だけだったという。

「大型連休の最中に行列が報じられたのは、コロナ騒動の前からの人気店。これらの店はニュースなどで取り上げられたことが宣伝効果になって客足が伸び、売り上げも増えたと考えられます。しかし、普段から客付きの良くない店では、4月の早い段階から自粛する常連客もいたため、いつもより客が減っていた」

 4月15日には都内で3店舗のパチンコホールを運営する「赤玉」が自己破産を申請するなど、“コロナ倒産”も相次いでいる。

 外出自粛に伴い“密でなければ”と、キャンプに出かける人が増えたと一時期は報じられていたが、ほんの一瞬のことだったようだ。その後、首都圏のキャンプ場はどこも閑散としている。

「アウトドア施設は4月2日以降は立ち入り禁止にしています。4月23日には富士北麓の自治体で『来訪お断り』の共同宣言を出している」(富士吉田市富士山課)

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