ほたるいか海上観光 運航開始
営業初日から2日連続で欠航となっていた富山県滑川市の「ほたるいか海上観光」が3日未明、滑川沖で行われ、今シーズンの運航がスタートした。県内外の観光客が、船上からホタルイカの神秘的な光を楽しんだ。 今シーズンの海上観光は、市の遊覧船「キラリン」と氷見市の民間船を使い、3年ぶりに2隻体制で実施。新型コロナ感染防止のため、1隻当たりの定員は40人から30人に減らした。 3日は定員の60人が参加。滑川漁港を出発した2隻の船はそれぞれ定置網2カ所を回り、ホタルイカ漁の様子を見学した。 海上観光は、悪天候や波が高い場合に安全を考慮して欠航となる。3月26日の関係者試乗会と、営業が始まってからの4月1日、2日は欠航となっていた。 運営するウェーブ滑川の小林昌樹業務本部長は「やっと運航でき、ほっとしている。たくさんの予約を頂いているので、少しでも多く運航していきたい」と話した。予約率は約94%となっている。