「大人だけズルくない?」ごほうびのために頑張るのはなぜダメなのか「スマートな夫の切り返しに深く頷く」
そのごほうびも、自分の稼ぎやおこづかいから相応なレベルのものを考えて決めるわけなので、夫の言い分としては「目標設定から自分へのごほうびの準備まで自力でできるようになったら、そういう頑張り方もアリだよ」というところがミソなんでしょうね。 ただ、これは小学生には高度なテクニック。結果を出したければ、まず努力をすることが大前提ではありますが、「未来の自分のため」と100%納得してひたすら勉学に励むことができる小学生はごく少数でしょう。
頑張れば嬉しいことがあるかもしれない、いい結果につながるかもしれない。そんな意識の癖づけのためには、ごほうびだってアリなんじゃないかと考えている私です。 PROFILE 横峰沙弥香さん よこみね・さやか。イラストレーター。長崎県出身、1984年生まれ。2015年、第一子誕生を機に、長男「まめ(愛称)」との日常を絵日記にしてインスタグラムに投稿を開始する。2017年に長女「ゆめこ(愛称)」が誕生。著書に『まめ日記』(かんき出版)、『まめ日和』(光文社)、『ちんちんぼうずのだいぼうけん』(KADOKAWA)、電子書籍『へたのよこずき1・2』(主婦と生活社) などがある。
横峰沙弥香