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【もぐもぐ】ひろがれ弁当の日 新型コロナウィルスと向き合う子育て

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オーヴォ

 とにかく丈夫な体にすることです。亡くなった方は高齢者や既往症のある方が多いのは免疫力が弱くなっているからと言われています。年齢が増えるのは止められませんが、健全な生活をすることで未来の既往症のリスクは減らせます。その基本は食生活です。なぜなら私たちの身体は食べたものでできているからです。  普段の食事には食べ物でないものが含まれることが多くなりました。それは自分の家で料理したときには含まれない防カビ剤、保存料、PH 調整剤、酸化防止剤、着色料、香料などの食品添加物です。家庭の台所には置いていないのに、なぜ加工食品に入っているのかというと、「安さ」「手軽さ」「便利さ」のためです。家庭料理はできあがったら食べますが、加工食品はできあがったのち、食卓に届くまで数日、数週間、数か月を経ることがあります。そのときも食品の安全・安心が求められます。  その使用は国が決めている安全基準を守っているので、私は否定しませんが、その摂取量は控える方がいいと思っています。それはこれらの食品添加物は食べ物ではないからです。それを体外に排泄するために体力が少し余計に消耗するケースがあるそうです。そうするとちょっとだけ免疫力も低下します。でも家庭料理なら、その心配が減ります。ほんとに小さな積み重ねから大きな差がつきます。  まずは、小さいうちに台所に立つ楽しさを身につけさせることです。その気にさえなれば難しいことではありません。教えようとする大人だって失敗するし、それでもがんばっている大人を見て子どもは成長していきます。  包丁を持たせるのは聞き分けのいい子だけに、手順を踏んでチャレンジさせてください。子どもは新しいことに挑戦したがるから、約束事を受け入れる気持ちを持っています。よく切れる子ども用の包丁のほうがケガは少ないです。キュウリは年中あるし、切りやすいので導入に適しています。私の孫は「キュウリのコロコロ漬け」が3 歳の時の初挑戦の料理でした。ピーラーで少し皮をむき、包丁で2cm ずつ切り、ビニール袋に入れ、しょうゆとゴマ油を適量入れて軽くもみ、冷蔵庫に30 分置いとくだけです。  家族の笑顔に孫は大満足でした。 「弁当の日」提唱者 竹下和男(たけした かずお) 1949年香川県出身。小学校、中学校教員、教育行政職を経て2001年度より綾南町立滝宮小学校校長として「弁当の日」を始める。定年退職後10 年度より執筆・講演活動を行っている。著書に『“ 弁当の日” がやってきた』(自然食通信社)『できる!を伸ばす弁当の日』(共同通信社・編著)などがある。

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