【速報】兵庫・斎藤知事が最後の登庁「任期満了まで仕事をしたかった」失職し出直し選挙への立候補表明「厳しい道のりになるが、やるしかない」維新は対抗馬を擁立へ
兵庫県議会で全会一致で不信任案が可決されたことを受け、失職し、”出直し”となる知事選への立候補を表明した兵庫県の斎藤元彦知事が27日午前、兵庫県庁に登庁し、報道陣の取材に応じました。 【映像で見る】斎藤知事、最後の登庁日「任期満了まで仕事したかった」各会派は候補者擁立を模索、知事選11月中旬までに 午前10時すぎに晴れやかな笑顔で登庁した斎藤知事は「きょうが最期の登庁日になります。この3年間、全力で仕事をさせていただきました。県職員のみなさんに改めて感謝申し上げたい」と述べました。すっきりとした表情の一方で、「今回、失職という形になりますが、自分としては任期満了まで仕事をしたかった」と悔しさもにじませました。 “出直し”の表明から一夜明けた心境については「少しふっきれた。ホッとした思い。これから選挙もあり、政党や組織の支援がないなか、厳しい道のりになるが、やるしかない」と語りました。 今後、斎藤知事は30日午前0時で失職し、50日以内に知事選が行われ、知事が不在の期間は服部副知事が公務を代行することになります。 知事選に向けて候補者を模索する動きも加速していて、「自民」は27日午前11時ごろから候補者を選定するための会議を開いています。 また「維新」は、27日正午に吉村洋文共同代表が報道陣の取材に答え、独自候補の擁立を明言しました。また、医師で無所属の大澤芳清氏が「共産」の推薦をうけ、出馬する予定です。 県選挙管理委員会によりますと、兵庫県知事選挙は11月10日か17日が想定されています。
【関連記事】
- 【速報】大阪維新・吉村代表 “出直し”表明の兵庫・斎藤知事に「考え方が違う」 維新は独自候補擁立
- 【松井一郎氏にズバリ聞く】失職し『出直し選挙』立候補表明の斎藤知事に苦言「謙虚さをもって行動すべき」選挙については「厳しいと思う。ただ反省して出直すなら、自民党と維新、もう一度応援してあげたら」
- 【松井一郎氏にズバリ聞く】『出直し選挙』の争点となる、斎藤知事の『告発者への対応』について「理解ができないところも」一方、維新会派の反応には「情けない」さらに、来たる総選挙に向けて驚きの提言「くじびきしかない」
- 斎藤知事、30日付で「失職」出直し選挙に出馬「知事を辞めないで」と書かれた手紙を高校生からもらう
- 兵庫県民「全会一致で不信任の重み分かっていない」「最後の決断遅すぎ」斎藤知事が出直し選に立候補へ