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ルフトハンザ救済策、株主承認に赤信号-社債値下がり

配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): ドイツのルフトハンザ航空のカルステン・シュポア最高経営責任者(CEO)は、同国政府が取りまとめた90億ユーロ(約1兆750億円)の救済策について、最終承認のハードルが上がり、危険な状態にあるとの認識を示した。

シュポアCEOは社員に宛てた文書で、25日の臨時株主総会での議決権行使のために事前登録した株主が全体の38%にとどまっていることを明らかにした。ブルームバーグが21日に文書の内容を確認した。

この割合は、ルフトハンザ経営陣が臨時株主総会で救済策の承認を得るには、事前登録した株主の3分の2の賛成を必要とし、無理なら経営破綻に追い込まれる危険があることを意味する。事前登録が50%を上回っていれば、単純過半数の支持で十分なはずだった。

ルフトハンザの2024年償還債(5億ユーロ)は22日の取引で、0.04ユーロ値下がりし0.815ユーロと3月下旬以来の安値を付けた。

ルフトハンザに15%出資する筆頭株主で資産家のハインツヘルマン・ティーレ氏は先週、政府主導の救済策を支持しない意向を表明。同氏が再交渉を目指し、救済策を阻止するために議決権を行使するとの観測が広がっていた。臨時株主総会への事前登録が少ない現状を見れば、同氏に勝機があると考えられる。

原題:German Mogul Could Topple Lufthansa’s $10 Billion Bailout (1)、Lufthansa Bonds Fall to Three-Month Low on Bailout Uncertainty(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

William Wilkes, Benjamin Stupples, Eyk Henning

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