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上野動物園営業再開…シャンシャンに116日ぶり会えたよ

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スポーツ報知

 新型コロナウイルスの影響で休園していた上野動物園(東京都台東区)が23日、約4か月ぶりに営業を再開し、ジャイアントパンダの子どもシャンシャン(香香、雌3歳)も公開された。同園は感染防止のため、当面、パンダの観覧を1人1回に限り、撮影は禁止するなど「新しい動物園の楽しみ方」を呼び掛けた。  待ちに待った116日ぶりの上野動物園再開に、来園者たちは笑顔でゲートをくぐった。向かった先はパンダ舎の入り口。混雑回避のため、来園者全てが入園後最初にパンダを見る順路になった。シャンシャンの“お出迎え”を受けられる一方、1人1回、移動しながらの観覧となり、写真や動画の撮影は禁止だ。  12日で3歳になったばかりのシャンシャンは、元気に動き回り、ハンモックの上で竹を食べたり水浴びを楽しむなど、愛らしい姿を見せた。来園者からは「かわいい!」「シャンシャ~ン!」と歓声が上がった。  感染防止のため、開園時間は午前10時~午後4時と短縮。インターネットと電話による事前予約制で整理券を発行し、15分ごとに200人が入場。通常6月は来園者が土日で約3万人、平日でも1万人以上というが、1日の入園者を4000人に制限する。 感染対策に「安心」 朝5時に上野公園入りし、仲間とともに“一番乗り”した東京・練馬区の会社経営・川添尚子さん(53)は「再開は感無量。以前はほぼ毎日来て、シャンシャンを見ていた。また会えてうれしい」と笑顔。園の感染対策に「安心して見られる」と話した。  岡山市から駆けつけた主婦・中村恵子さん(57)は、「シャンシャンはかわいくて、孫のよう。ずっと見に来たかったが(コロナ禍で)来られず、休園中は映像を見て泣いていた。早く写真が撮れるようになるといいですね」と熱望した。シャンシャンは12月末までに中国に返還される予定だが、新型コロナの影響で中国との交渉が滞っており、具体的な時期は決まっていない。中村さんの息子で東京・世田谷区の会社員・佳熈(よしひろ)さん(25)は「(中国に)返される前にもう1回は見たい」と話した。  2月29日から115日間の休園は同園史上最長。11年に東日本大震災が発生した際は15日間だった。冨田恭正副園長は、再開に「ホッとしているが、楽しみに来てくださったお客さんがここで感染するのは絶対に避けたい」と、気を引き締めた。(竹内 竜也)

報知新聞社

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