アーチュレッタは「尊敬の念が欠けている」

フアン・アーチュレッタとの一戦を終え、会見に登場したラジャブアリ・シェイドゥラエフ【写真：ENCOUNT編集部】

格闘技イベント「RIZIN.48」（29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ／ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生中継）第8試合、RIZIN MMAルール フェザー級（66キロ）5分×3R 【写真】元RIZINバンタム級王者を圧倒…シェイドゥラエフがアーチュレッタの腕を極める瞬間 　第8試合では、ラジャブアリ・シェイドゥラエフ（23＝キルギス）が元RIZINバンタム級王者フアン・アーチュレッタ（36＝米国）に1R・一本勝ちし、試合後会見でタイトル戦を熱望した。 　対戦相手の2.9キロの体重超過により、条件付きでの開催となるなど試合前から異例の展開となった元王者とのマッチアップ。前日計量では「全く問題ない」としていたが、この日の会見では怒りをにじませた。 「やはり体重オーバーというのは私に対しても、RIZINに対しても尊敬の念が欠けていると私は思っていました。しかし、私は（試合を）受けて、勝つことができました」 　19年に地元キルギスでプロデビューを飾ったシェイドゥラエフは、これでMMA通算12戦12勝といまだ負けなしの戦績。フィニッシュ率は驚異の100％と、もはや手がつけられない存在となっている。「ぜひRIZINの方で、3Rまで私が戦えるような相手を提案していただければと思います」と強気の要求をし、現RIZINフェザー級チャンピオンの鈴木千裕の名前を挙げた。 「鈴木選手というのは非常に優秀な選手です。私自身の望みというのはRIZINのチャンピオンになることなのでぜひ挑戦したい。鈴木選手だったら第3ラウンドまでいくんじゃないかと思います」 “キルギスの犬鷲”がフェザー級のタイトル戦線に浮上した。