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【ラジオNIKKEI賞・東西記者徹底討論】素直に強いルリアンか小回り合うグレイトオーサーか

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東スポWeb

【ラジオNIKKEI賞(日曜=7月5日、福島芝1800メートル)東西記者徹底討論】夏の福島開催開幕週のメインは、3歳限定のハンデ戦・GⅢラジオNIKKEI賞。今年は芝重賞の実績馬が不在で格重視のアプローチはできそうもない。ならば頼れるのは勢い。「両刀」山口、「馼王」西谷とも目下、連勝中の馬にロックオンだ。  山口心平(東京スポーツ):函館出張、お疲れさん。  西谷哲生(大阪スポーツ):ありがとうございます…。  山口:あれ、元気ないじゃん。出張、楽しかったんじゃないの?  西谷:普段の食事がコンビニとかばっかりだったので、せめて最後に活イカを食べたいと思ってたら、シケで入荷してなかったんですよ。  山口:相変わらず持ってないねぇ~。その分じゃあ今週の予想も…。  西谷:言わないでくださいよ。気にしてるんだから。  山口:ここは先輩のオレがラジオNIKKEI賞の勝ち馬をビシッと教えてやるから。  西谷:本当かなぁ?  山口:毎年言われるような「この時期の3歳ハンデ戦うんぬん」って理屈はスルーして、素直に強いと思う馬を。ということでルリアン◎だ。新馬戦は後の京都2歳S勝ち馬マイラプソディの2着で、3着馬ブルーミングスカイも青葉賞4着だからな。初戦の上位3頭のレベルの高さは間違いない。復帰後の2連勝も納得だろ。  西谷:うーん、納得まではどうでしょう。ここ2戦は逃げ馬を見ながら、少し離れた2番手集団の前々を追走。これって典型的な勝ちパターンの競馬じゃないですか。むしろジョッキーの立ち回りを褒めるべきかと。  山口:それができるのも馬の能力があってこそだろ。大型馬でも阪神内回りを上手に走れていたし、前走の1勝クラスは後半の持久力勝負になる中で楽に抜け出してきた。あれなら福島の流れもマッチするはずだぞ。時計を見る限り、中間の調整内容も良さそう。ここで重賞タイトルを手にして秋に備えてほしい。  西谷:ボクは同じ連勝馬でも、課題を残しながらのグレイトオーサーにより魅力を感じます。2戦とも力む面を見せながら、きっちり結果を出しているのが何より底力の証明ですし、差し→逃げと違う形での勝利も好印象。このまま無傷で夏を越して、秋は台風の目になってもらいたいですね。  山口:デビュー前の調教の動きからも潜在能力は相当なもの。ただ、キミの言う通り、力み気味だったりで気性面での課題は残っているし、大箱でのスローの決め手勝負しか経験していない点も気になるんだよな。潜在能力と不安材料の差し引きで3番手評価くらいが妥当じゃないか?  西谷:行きたがる気性を考えれば、大箱よりむしろ小回りのタイトな流れのほうが競馬はしやすくなるのでは。不安より期待のほうが断然大きいですよ。  山口:2番手はパラスアテナで一致したか。2走前は時計のかかる渋馬場が向いただけと思ってたんだが、前走のカーネーションCは相手に恵まれた面もあったとはいえ、高速決着にあっさり対応しての快勝だもんな。予想以上に奥がありそう。  西谷:とはいえ、少し時計がかかるほうがパフォーマンスは上がると思うので、梅雨時期で馬場が渋れば、なおいいでしょうね。とにかく芝ではまだ底を見せていないのが魅力です。  山口:いろんなレースを経験しているという意味では、サクラトゥジュールが評価できる。東京マイルを1分32→31秒台で連続走破した脚力は侮れない。  西谷:ローテ的に上積みは疑問ですけどね。穴なら休み明けをひと叩きしたアールクインダムでしょ。内枠有利の中山マイルのフルゲート戦(菜の花賞)をピンク帽で勝ったのは今年たったの2頭。それを考えても力はあるはずですし、半数以上が重賞未経験のこのメンバーなら。  山口:あとは福島に勝ち鞍があり、先行力が武器のバビット、ベレヌスあたりか。切れには欠けるが、ともに長くいい脚を使っての残り目はありそうだな。  西谷:最後にCBC賞の注目馬にも軽く触れておきましょう。  山口:ディメンシオンは現状、マイルの決め手勝負では厳しい感じ。超高速決着になった京成杯AH(2着)の走りから、この距離で前々で流れに乗れれば、すごく強い可能性も。  西谷:ボクはレッドアンシェルの連覇に期待です。前走(京王杯SC=11着)は休み明けの分、少し反応が鈍かったですし、勝ち馬に逃げてあの速い上がりを使われたら仕方ない。叩き2戦目&得意の1200メートルなら、今度はピリッとした脚を使ってくれるはずです。

東京スポーツ

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