【広島】投壊が止まらない…アンダーソンも鷹打線の餌食 4回6失点KO
◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク―広島(29日・ペイペイD) 広島のドリュー・アンダーソンが4回6失点KOを喫した。初回に先頭四球をきっかけにグラシアルに先制タイムリーを浴び、3回は牧原大に2戦連発となるソロを被弾。4回は柳町の適時三塁打と周東のスクイズ、三森の2ランで4点を追加され、この回で降板した。 “鬼門”交流戦での投壊が止まらない。27日のカード初戦はエース・大瀬良が初回3失点など5回5失点で0―7敗戦。前日は森下が自己ワーストの1イニング6失点を含む6回途中9失点(自責点8)で1―11の大敗を喫し、首位・ヤクルトとのゲーム差は今季最大の4・5にまで広がった。この日も先発が踏ん張れず、序盤から苦しい戦いを強いられる形となった。 3連敗で迎えたカード最終戦。すでに2カード連続の負け越しが決まっている。福岡では18年6月17日の白星を最後に、同年の日本シリーズから2分けを挟んで6連敗中。今季はドーム球場でも1勝12敗と苦戦が続いている。昨季3勝12敗3分けと大失速した交流戦は今季もここまで1勝4敗とセ・リーグ6球団で唯一、負け越している状態だ。
報知新聞社