4日 連休最終日はお出かけ日和 九州などで夏日も 北陸から北海道は所々で雷雨
連休最終日の今日4日は、広い範囲で晴れて、お出かけ日和。日中は気温が上がり、九州など所々で夏日の予想。一方、前線の影響を受ける北陸や東北、北海道は、雷を伴って雨の降り方が強まる所もあり、空模様の変化にご注意を。
沖縄や九州から関東 行楽日和
3連休最終日の今日4日は、高気圧に覆われて、沖縄や九州から関東は広い範囲で晴れるでしょう。日差しがたっぷりで、外のレジャーも楽しめそうです。沖縄や九州は、一部でにわか雨があるものの、強く降ることはないでしょう。 最高気温は23℃前後の所が多く、日中は快適な陽気が続きそうです。高知は25℃、鹿児島は27℃と、西日本を中心に夏日になる所があるでしょう。昼前後は特に暑く感じられ、汗ばむくらいです。ただ、夕方以降は気温が下がってきて、夜はヒンヤリするでしょう。服装でうまく調節してください。
北陸や東北・北海道 前線の影響で雷雨も
一方、前線を伴った低気圧が北海道付近を進むでしょう。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、局地的に雨の降り方が強まりそうです。 今日4日は、北海道では断続的に雨が降り、雷を伴ってザッと強く降る所もあるでしょう。昼前後は日本海側で激しい雨の降るおそれがあります。夕方以降は、太平洋側にも発達した雨雲がかかるでしょう。前線が通過したあとは、冷たい空気に入れ替わり、西よりの風が強まりそうです。夜は、朝よりも寒くなるため、服装で調節してください。 東北や北陸は午前を中心に晴れる見込みです。最高気温は昨日3日より高く、日差しのもとでは暖かく感じられるでしょう。ただ、前線の影響を受ける午後は天気の急変に注意が必要です。東北北部は夕方から次第に雨の範囲が広がり、東北南部や北陸も夜は所々で雨が降るでしょう。局地的には雷を伴って雨脚が強まるため、落雷、竜巻などの激しい突風が吹くおそれもあります。
最新の情報 どこを見たら 何がわかる?
最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。 ①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。 ②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。 ③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。
日本気象協会 本社 青山 亜紀子
