生産性を上げ、まわりと差がつく5つの栄養素 ライバルを出し抜くために必要なのは「食事」
■血糖値を安定させるには… まずは一度「食後血糖値」を測ってみることをお勧めします。よく見る、健康診断で測っている「空腹時血糖値」とは違います。食後高血糖とは食事をしてから30分から2時間後に測った血糖値です。可能なら、「フリースタイルリブレ」などのデバイスを活用して、連続して血糖値を測ってみるとよいでしょう。 食後血糖値が高かったり、その後の血糖値の急降下があるようなら、気持ちやモチベーションが安定しにくい原因になるかもしれません。その場合は糖質の摂り方を工夫しましょう。空腹な状態で一気に糖質をドカ食いすることは避け、食事と食事の間に少しずつ補食を摂って血糖値の乱高下を避けましょう。
血糖値や補食の摂り方については前記事「『血糖値が高い』と気にしている人の重大な盲点」で詳しく述べているので参照していただければと思います。 ③ストレス耐性や回復力をサポートする栄養素 ストレスに対抗するためには「副腎のケア」が重要です。ストレスに対抗するホルモンである「コルチゾール」は副腎(皮質)から分泌されるためです。 現代人は副腎が疲弊しがちです。副腎を疲労させないために、しっかり休養を取ることも大切です。
<ストレスに勝ち、回復力を高める栄養素> コルチゾールの合成にはビタミンC、パントテン酸などが必要です。 <摂るべき食材> ブロッコリー、キウイ、イチゴ、肉類、きのこ、魚介類、豆類、乳製品など ■免疫を支える栄養素 ④病気にならない抵抗力をつける栄養素 すぐに風邪を引いたり、体調を崩してしまうようでは仕事のパフォーマンスは上がりません。まずは元気に働ける体があってこそ。 そのためには免疫を支える栄養素を意識して摂りましょう。
免疫を支える栄養素は以下の通りです。中でもビタミンDが重要です。秋から冬は紫外線が弱くなるため、ビタミンDの不足に注意しましょう。 <抵抗力を高める栄養素> ビタミンD、ビタミンA、亜鉛、オメガ3系、グルタミン (ビタミンDの活性化に役立つ栄養素) 鉄、マグネシウム、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン <摂るべき食材> 干ししいたけ、鮭、サンマ、にんじん、牡蠣、亜麻仁油、卵、大豆、肉、レバーなど ⑤老化防止に役立つ栄養素