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台風10号、熊本県内が暴風域に 45市町村の避難者4万人超

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熊本日日新聞

 大型で非常に強い台風10号は6日、熊本県内を暴風域に巻き込みながら北上を続けた。記録的な暴風、高波、高潮、大雨の恐れがあり、各地で厳重な警戒が続いた。県内では6日午後10時現在、玉東町と山鹿市を除く43市町村が全域で避難指示・勧告を発令。午後6時までに45市町村計690カ所の指定避難所に計4万1742人が避難した。  熊本地方気象台によると、台風10号は県内に7日未明に最も接近。暴風域を抜けるのは午前9時以降、強風域は午後6時以降となる見込みだ。同気象台は、大雨や突風、土砂災害などに厳重な警戒を呼び掛けている。  7日は多い所で1時間に80ミリの雨が降り、午後6時までの24時間の雨量は400~300ミリと予想。最大風速は海上を含め40~25メートル、最大瞬間風速は60~35メートルと見込んでいる。  県と天草市によると、6日、天草市の避難所2カ所で90代男性と高齢女性が転倒し、救急搬送された。男性は頭に軽いけがをし、女性は骨折の重傷。いずれも命に別条はないとみられる。

 県は6日、災害警戒本部を設置。大雨に備え、市房ダム(水上村)など県管理のダム12カ所で事前放流を随時実施した。  国土交通省は6日午後6時、7月の豪雨で被災した芦北町の国道3号佐敷トンネルを全面通行止めにした。県内の高速道路は午後8時現在、熊本インターチェンジ以南が通行止めになった。  県内の交通機関は7日、JR九州、熊本市電、南阿蘇鉄道、肥薩おれんじ鉄道、熊本電鉄が運休。県内を運行するバスも運休し、県内発着のフェリーも欠航する。熊本空港発着便も全便欠航する。  8日は多くの交通機関が未定だが、バスは始発から運行予定。空の便は、日本航空が通常運航、全日空が一部を欠航、天草エアが午前中の便のみ欠航とする見通し。(臼杵大介、緒方李咲、中尾有希)

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