日本大好きイタリア人が厳選! 衝撃を受けた最強の現役Jリーガー(6)「完璧に計算された動き」「小柄なFWながら…」
日本人は今や、ヨーロッパ全体のどのチームにとっても役立つクオリティーの高い存在であることに気づいた。そこで僕は、Jリーグの才能ある25歳以下の日本人選手をリストアップしました。彼らは、ヨーロッパのクラブの関心を引き起こす可能性がある選手たちだと思います。(選定・文:アレックス・シルヴェストリ、翻訳:佐藤徳和)
MF:小見洋太(こみ・ようた) 生年月日:2002年8月11日 所属クラブ:アルビレックス新潟 2024リーグ戦成績:28試合2得点4アシスト 小見洋太に興味を持ったきっかけは、あるマンガの「せい」(あるいは「おかげ」かな。どちらかは、みなさんが判断してください)。 そう、あるマンガの主人公が、小見(コミ)と同じ発音の苗字を持っているんだ。その名は「古見(コミ)さん」。『古見さんは、コミュ症です。』というマンガだ。 ただし、古見さんという名の主人公である女の子が、他人とうまくコミュニケーションが取れないのに対して、"コミ・ヨウタ"は、足元でボールを扱いながら、完璧に計算された動きで、チームメイトとしっかりとコミュニケーションをとることができるんだ。 小柄なフォワードながら、ボールをキープしている時も、キープしていない時も、非常に素早い動きができることが特徴で、スピードを最大の武器としている。"コミさん"は、味方としてプレーすれば絶大な信頼が置かれ、「彼なら決定的なプレーを生み出せる」と信じたくなる選手だね。しかし、相手チームの選手として対峙すると、守備陣にとっては、夏の夜の蚊のように、非常に煩わしい存在になってしまうんだ。
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