江原啓之「奥さんが家で旦那さんを褒めていないと…」夫との関係に悩む相談者に届けた言葉とは?
スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。 【写真を見る】スタジオにて。江原啓之と番組パートナーの奥迫協子 今回の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
<リスナーからの相談>
夫との関係に悩んでおり ご相談です。夫はかなりの自己中で共感性が低い人です。 先日、そんな夫とケンカしました。家庭内での私の仕事は、夕飯作りと食べ終わった食器を食洗機にかけるところまで。食洗機に入りきらなかった食器を洗うのが、夫のルーティンの家事となっています。 先日、面倒くさかったのか洗い物をサボって寝た夫に対して「洗ってくれてないの? それならそう言ってよね。私がやるから」と言ったら、「なんでそうやって自分のことばかり言うんだ。もういい!」と、思い切り逆ギレされました。 また先日は、私が「脳科学者の本に、『女の人は話を共感して聞いてもらえると嬉しい』って書いてあるよ。『そうそう!』ってすごく思った」と感想を話したところ、「そうやって自分がしてほしいことばかり言ってくる。じゃあまず自分は男になにをするのかを言うべきだ。俺は女の気持ちも男の気持ちも両方わかるから、すごくバランスがとれている。だから人気者なんだ」と“自分完全説”を唱えてきたうえに、「君は二面性がある」と私の性格を批判してきました。 夫は常に自分の考えが正しく、相手が間違っているという考え方で、最近一層話が通じず困っています。これから先、どうやったらこの自己中勘違い夫とうまくやっていけるでしょうか。
<江原からの回答>
“夫婦喧嘩は犬も食わぬ”、という話かもしれませんね。そんなに夫の言葉が気に入らなかったら、ディベート(討論)して、反論を重ねてやり込めればいいじゃないですか。どうもここの家は、非常に理詰めで戦うご夫婦な感じですから。バイオレンスな夫婦だったら私も止めますが、そうでなければ、ディベートでもして「はい、論破!」と言ってやれば良いのではないでしょうか。 スピリチュアルの法則に、“波長の法則”というものがあります。要は“類は友を呼ぶ”という意味です。そして“因果の法則”といって、“自ら蒔いた種は、自ら刈り取る”という法則もあります。 よくご夫婦で、どちらかが片方の悪口を言うことがありますよね。あれに「そうですよね、お宅の夫って、ちょっとねぇ~」なんて言ってしまうと、「ちょっと、それは言いすぎじゃない?」なんて返されてしまったりしますよね。だから、そういう話はまともに聞いてしまってはダメです。 ちょっと失礼かもしれませんけれども、相談者さん夫妻は似た者同士なんだと思います。「これはもう耐えられない!」となったときには、波長も違っていくので離婚を選ぶこともあるかもしれませんが、絶対そこまでではないのですから、まだまだ良いじゃないですか。 あと、旦那さんが「自分は人気者なんだ」と言うってことは、奥さんが家で旦那さんを褒めていないということですよ。「俺は外へ出たら人気があるんだぜ」「灯台下暗しで、お前が一番分かっていないんだ」みたいなことを言っているわけで。かわいいじゃないですか。だからディベートでもなんでもして、楽しんでください。
●江原啓之 今夜の格言
「人生は“灯台下暗し」