札幌、2試合を残してJ2降格が決定…2016年以来9年ぶり、試合前に無念の降格
北海道コンサドーレ札幌は、今季の明治安田J1リーグで18位以下が確定。降格が決定している。 【順位表:J1リーグ】 ミハイロ・ペトロヴィッチ監督体制6年目を迎えた今シーズン、開幕6試合で1分け5敗と苦しいスタートとなった札幌。その後も難しい戦いが続き、第15節からは悪夢の8連敗を喫するなど、最下位に沈む厳しいシーズンに。それでも第27節からは3連勝、直近の6試合でも2勝3分け1敗と調子を上げ、奇跡的な残留達成に向けて奮闘を見せていた。 しかし、前節は湘南ベルマーレと敵地で1-1のドロー決着で勝ち点34に。そして30日に行われた第37節で、柏レイソルがヴィッセル神戸と1-1のドロー決着。この結果、2試合を残した中で残留圏内の17位・アルビレックス新潟(勝ち点41)には届かないことが確定。J2リーグへの降格が決定した。 2017年からJ1で戦ってきた札幌だが、来季は9年ぶりにJ2の舞台で戦うことに。さらにペトロヴィッチ監督の今季限りでの退任がすでに決定しているため、来季は新体制で1年でのJ1復帰を目指すことになる。