DeNA日本一パレードに30万人 涙ぐむファン、遺影を掲げるファンの姿も エースの東「日本一の影響は大きいと感じました」
セ・リーグ3位から26年ぶりに日本一になったDeNAの優勝パレードが30日、横浜市であり、約30万人のファンが祝福した。 横浜港の新港ふ頭にある商業施設「横浜ハンマーヘッド」を出発。三浦監督と南場智子オーナー、選手らがオープンカーやバスに分乗し、1時間ほどかけて日本大通りまでの約1・5キロを進んだ。 三浦監督は身を乗り出して手を振り、南場オーナーは何度も頭を下げてファンに感謝した。エースの東はバスの上から年配の男性が涙ぐむのを見て「日本一の影響は大きいと感じました。びっくりするぐらいの人。僕たちが米粒ぐらいしか見えない人もいるのに、足を運んでくれた」と感慨深げだった。 主将の牧は前回日本一の1998年生まれ。「『ありがとう』と言ってくれるファンが多くてちょっと感動しました」。米球界から復帰した筒香は「僕たちのプレーが皆さんの生きる活力になることが使命」とモチベーションを高めたようだ。 三浦監督は「遺影を掲げている方もいた。天国から見守ってくれているんだなという思いをさせていただいた。来年はリーグ優勝してもう一度日本一、連覇して喜びを分かち合えるように頑張っていきたい」と決意を新たにした。
中日スポーツ