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パンデミック終息後は握手をしなくなる? 握手に代わる「新たな挨拶」

配信

ハーパーズ バザー・オンライン

今後、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)が終息し、日常生活が取り戻されても、私たちはこれまでのように挨拶として握手をしなくなるかもしれないと米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長が述べた。 【写真】ロイヤルファミリーたちの伝統的な挨拶「カーテシー」をプレイバック だが、握手が私たちにとっての挨拶であることを考えれば、それをなくすのは難しいことだろう。グーに握ったこぶしを合わせる「フィストバンプ」や、肘を合わせる「エルボーバンプ 」などもあるが、特に仕事の場でこれらをするのは、適切ではないように思える。 NYにあるセント・ジョーンズ大学心理学部のウィリアム・F・チャップリン博士は、「握手は有史以来、行われてきたと言われており、多くの文化における標準的な挨拶となっています」と語る。 実際のところ、チャップリン博士が2001年にアラバマ大学の研究チームと行った調査の結果では、しっかりとした握手、つまり“力強いが強く締め付けるほどではない握手”が、相手に良印象を与えるためのカギを握っていることが、科学的に証明されている。 第一印象には、その人のアイコンタクトの取り方や話し方、服装などさまざまなものが影響を与える。チャップリン博士は、「握手をしなくなれば、出会ったばかりの人に関するこの非常に小さな、けれど非常に重要な情報を私たちは入手できなくなるということです」と指摘。 握手のような深く根付いた社会的慣習を、すぐに別の行動に変えることは難しいかもしれない。だが、NYのプラザホテルと提携し、「バーモント・エチケット・プログラム」を運営しているエチケットの専門家であるマイカ・マイヤーには、お互いの手に触れずに丁寧な挨拶をするための新たな方法について、いくつかアイデアがあるという。

「握手はビジネスシーンではプロ意識を、社交の場では親しみやすさを示すための方法として進化してきました。ですから、今後も握手に代わる挨拶が必要だと思います」 多くの人に広く受け入れられるようになるとマイカが考えているクリエイティブな挨拶の方法は、次の2つ。 まずは、「ストップ・ドロップ&ノッド」と名付けた方法。立ち止まり、両手を下げて後ろで組み、そして笑顔でうなずくというもの。もうひとつは、「グラスプ&グリート」。胸の前で両手をしっかり握り合わせ、こんにちはと言いながらうなずくというものだ。 また、フランスなどでよく行われる、頬と頬を触れずにチークキスをする「エア・キス」も 、握手の代わりになりうるとマイカは考えているほか、王室メンバーに対する挨拶の「カーテシー」(ひざを曲げて片足を後ろに引き、身をかがめるおじぎ)を新たな方法として取り入れることも考えられるという。アメリカの文化にはないものだが、マイカは今後、“楽しめる挨拶”として、ビジネスの場以外ではぜひ行っていこうと考えているそう。 そして、キャサリン妃が取り入れている方法も、礼儀正しく握手を避けるために覚えておきたいことのひとつだとか。それは、小さなクラッチバッグを両手で持ち、手をふさいでおくこと。 ただ、マイカはこの先もし誰かに握手を求められることがあれば、それを丁寧に断るための方法は、シンプルに「『私は特に用心深くありたいので、握手はやめておこうと思います』と伝えること」とも述べている。 日本の場合は握手の代わりにお辞儀で済ませられそうだけれど、こうした挨拶も覚えておくと役に立つかもしれない。 ※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。また、日本における新型コロナウイルスに関する最新情報については厚生労働省やWHOのサイトをご確認ください。

From TOWN&COUNTRY

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