「ギャンブルで必要だった」机を物色…同僚の現金11万円盗む 「学校にも生徒にも申し訳ないことをした」出雲の県立高校、38歳の実習助手を懲戒免職 島根県教委
島根県教育委員会は29日、同僚の現金11万1千円を盗んだとして、出雲市内の県立高校に勤務していた男性実習助手(38)を懲戒免職処分にしたと発表した。 【写真】同僚の現金11万円盗む 38歳の実習助手を懲戒免職 謝罪する中西正実課長
県教委学校企画課によると7月31日と8月7日の2回にわたり、同校職員室で同僚教員の机を物色し、封筒に入っていた現金を盗んだという。机の引き出しは無施錠だったという。10月に窃盗容疑で逮捕され、その後釈放された。 県教委の聞き取りに対し事実を認め「ギャンブルで必要だった。学校にも生徒にも申し訳ないことをした」と話しているという。 校長に口頭訓告を行ったほか、全職員に服務規律の徹底を文書で求めた。学校企画課の中西正実課長は「教職員に対する県民の信頼を大きく失墜させ、心よりおわび申し上げる」と陳謝した。