【阪神】FA原口文仁が残留会見「人生の貴重な1カ月だった」盟友岩崎優の返信内容も明かす
国内フリーエージェント(FA)を行使し、チーム残留を発表していた阪神原口文仁内野手(32)が13日、兵庫県西宮市の球団事務所で会見を開いた。 【写真】会見を見に来た秋山にあいさつをして会見場を引き揚げる原口 11月12日のFA宣言表明からちょうど1カ月。「納得して今の決断に至ったので、もう気持ちは来年に向かっています。すごく大事な権利を取得できて、行使もさせていただいた。自分の人生、野球人生において貴重な1カ月でした」と笑顔で報告した。 この2年は代打の切り札として活躍。それでも「出場機会を増やしたい」とプロ野球選手としてのこだわりを示し、今季初取得したFA権を行使していた。 「妻が僕の意見を尊重してくれたので、本当にありがたかったです。娘からもタイガースのユニホームを着ているパパが見たいと言われて。うれしかったですね」。残留を決めた前日12日には、チームメートらからリアクションがあり、同学年の岩崎優投手(33)からは「よっしゃー」のスタンプ1つだけが送られてきたという。 会見には今季限りで引退した秋山拓巳氏(33)の姿もあった。同じ高卒でドラフト同期。15年間、歩みをともにしてきた同志だ。「ここまで長くやれるとは思っていなかった。来年からは何か新しいスタートだなと思っています。秋山はユニホームを脱いだけど、まだまだ負けじと1年でも長くユニホームを着ていたいですね」と、晴れ晴れとした表情を見せた。 単年契約で、900万円増の年俸4000万円で合意した。(金額は推定)